「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を実現することを目標にかかげたデジタルの日・デジタル月間に賛同し、プログラミング出張授業を中心とした取り組みを紹介するウェビナーを開催します。
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年間1万人の子どもたちにK3Tunnelの授業をお届けしたい
そんな想いをもって私たちは活動しています。
はじめて子ども向けプログラミングワークショップを開催したのは2017年3月。
社員の子どもたちにオフィスに来てもらっての開催。
まだK3Tunnelのサイトもオープンしていませんでした。
その後。
2017年8月にK3Tunnelのサイト公開。
公開直後にCSRイベント「ドキドキIT体験教室」にて初めて一般の小学生にお届け。
同年11月の船橋市立高根台第3小学校での授業を皮切りに学校での出張授業をスタート。
以来、すこしずつ、すこしずつ活動を重ね。
気がつけば、授業内外あわせて100回以上の出張授業を経験してきました。
それでも。
あくまでも社会貢献活動として取り組む当社。
直接お届けできるのは、年間1,000人程度。
モトム。お届け仲間。
そんな想いをもって、このウェビナーは開催します。
ITプロフェッショナルと子どもたちをつなぐ
プログラミングの授業をお届けしているけれども、本分はあくまでもイチIT企業である。
ITプロフェッショナルの姿を子どもたちに伝える活動をしよう。
それが、数年間活動してたどり着いた、今の想いです。
K3Tunnelの活動の特徴は2つ。
- 学校への出張授業が主な活動フィールドになっていること
- 社員参加型であること
なぜ学校なのか
今回、デジタル月間にあわせて、ウェビナーを開催することにしたのは、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に共感し、賛同しているからです。
ITプロフェッショナルとの出会いが、ひとつのきっかけとなって「デジタル化をしかける側になりたい」と、そう思う子どもがひとりでも増えてほしい。
そう考えたとき、学校での活動を大切にしたいと思うのは必然的な流れでした。
そして、ありがたいことに、毎年授業をさせてくださる学校も複数あり、小規模ながらも活動を継続できています。
社員参加型であること
いま、この活動を進めているのは、システム研究開発センターという組織です。
しかし、活動に関わっているのは、システム研究開発センターのメンバーだけではありません。
組織の壁を越えて、多くの有志社員が活動に関わっています。
今回のウェビナーの登壇者も、所属がばらばらです。
現場で活躍する社員が子どもたちをフォローするスタッフとして参加したり、時には講師も務めます。
そうすることで。
子どもたちは、ホンモノの風に触れることができます。
当社社員は、子どもたちに伝えようとすることで、自らの仕事への誇りを再確認し、子どもたちにもらったエネルギーを次のしごとへの活力にしています。
授業に参加するだけではありません。
さまざまな取組の企画、開発にも有志社員がかかわっています。
多用なバックグラウンドを持つ社員が参加することで、K3Tunnelの活動が活性化する。
K3Tunnelの活動で刺激をうけた社員が本業でも活躍する。
そんな循環が生まれ始めています。
出張授業は、楽しくて難しい
ただただ楽しい
出張授業が楽しく終わらなかったことは、ほとんどありません。(ゼロではありません。ごめんなさい)
授業の感想としては「難しかったけど楽しかった」という感想をいただくことが多いです。
毎回、こどもたちの学ぶチカラ、楽しむチカラには、驚かされ助けられています。
システムエンジニア体験講座での「エンジニアへの質問タイム」は、エンジニアにとっても楽しいひと時になっています。
だがしかし難しい
とはいえ、出張授業であるがゆえの難しさもあります。
出張授業は、限られた時間の一発勝負。
「続きは次の時間で」ができません。
「時間があまったから、次の内容を先取りしよう」もできません。
多様化する学校のICT環境。多様な子どもたち。
ある学校で好評だったものが、他の学校ではイマイチだったりします。
楽しいだけではない学びある時間をお届けしたい。
そのために、自社開発、自社運用である強みを活かし、日々改善活動を続けるとともに、新規コンテンツ開発を継続的に実施しています。
何を届けるか
小学校授業用コンテンツを開発するとき、最初に大きな分岐点があります。
- プログラミング活動そのものに軸足を置く
- 「情報社会においてITがどう活用されているか」に軸足を置く
- 「単元の学びを深める」ことに軸足を置く
K3Tunnelでは、2番目と3番目のタイプのコンテンツを開発し、お届けしてていますが、2番目の「情報社会においてITがどう活用されているか」に軸足を置いたコンテンツのほうが、企業による出張授業でやる意味があると考えています。
先日公開した「鉄をつくる順番を考えよう!」は、日本製鉄と当社が共同開発したコンテンツです。
「製鉄所のバックヤードで使われている高度なIT技術を知ってもらいたい」というコンセプトから検討がはじまり「鉄をつくる順番を決めるためにプログラミングが活かされていることを実感できる」コンテンツとなりました。当事者ならではのコンテンツになったと思っています。
このような、高度なIT技術をつかった企業の当事者ならではの視点を活かしたコンテンツを開発し、当事者も一緒にお届けする。
それを。
さまざまな企業とともにできたら、どんなに素敵なことだろう。
そんな風に思っています。
自社の企業活動を伝えたい方(授業づくり)、直接届けたい方(出張授業)、届けてもらいたい方、まずは、ウェビナーを聞いていただけると幸いです。
お申し込みはこちら。