ウェビナー「企業による学校教育支援~プログラミング授業への取り組み~」に寄せられたご質問の紹介

2022-11-17

2022-10-26 ウェビナーQA

2022/10/26にプログラミング出張授業を中心とした取り組みを紹介するウェビナーを開催しました。事前にいただいたものも含め、寄せられたご質問を紹介します。

内容についてはこちら

K3Tunnel\ケイサントンネルはどうすれば使えるのですか?

https://k3tunnel.com/ にアクセスしていただければ、どなたでも使うことができます。会員登録などは必要ありません。 授業で扱うコンテンツは、ミッションというカタチで公開しています。

小中学校での活用方法についてはこちらのページをご参照ください。

「鉄をつくる順番を考えよう」は、問題設定自体を難しく感じますが、小学生が理解できるのですか?

ウェビナーでは、概要をかいつまんで説明するカタチだったので、難しく感じると思いますが、小学生にやってもらうときは、ワークシートを使って、ひとつずつ段階的に確認していくので大丈夫です。5年生以上をターゲットにしたコンテンツですが、4年生以上を対象に夏休みに実施したワークショップでも、問題設定はムリなく理解できている様子でした。

ただ、小学生にとっては、プログラミング自体の作業量が多すぎるという課題があったので、そこは、今年度中に改善をしていきたいと考えています。

▼「鉄をつくる順番を考えよう」紹介動画

K3Tunnel\ケイサントンネルの名前の由来は何ですか?

「ケイサントンネル」という名前は、K3Tunnelの特色である「計算」とトンネルをくぐる前後で登場人物が変身する 絵本『へんしんトンネル』(作・絵:あきやま ただし、出版社:金の星社)の「トンネル」を合わせて作った造語です。 数値を入れて計算すると、計算結果に変身するというのをイメージしています。

これまでどのくらいの数、出張授業をしてきたのですか?

過去の実績は弊社HPにてご確認いただけます。2021年度までの累計で、小学校のべ34校、中学校のべ25校となっています。
1校につき複数回訪問したり、複数回授業をする場合もあり、2021年度実績でいうと、小中学校あわせて、訪問33回、授業49回となっています。今年度は、昨年度より少し多くなる見込みです。

授業ができるようになるためには、どのような準備が必要ですか?

社内では、授業をメインで実施する人のことを「ガイド」と呼び、以下のようなガイド認定プロセスを整備しています。

  • 定期的に開催しているエントリー講習(1時間)に参加し、K3Tunnelを使った授業の概要を知る
  • フォロースタッフとして、授業に参加する(事前準備数時間+当日)
  • 認定ガイド同席のもと、授業をガイドする(事前準備数時間)

ある程度プログラミングに関する素養があり、日常的にプレゼンをしているような方であれば、準備にそれほど時間をかけなくてもガイドできるような教材構成になっています。

ミッションによって、親切度に違いはあるものの、ワークショップ向けのミッションについては、ワークシートなども含めて公開しています。 社外の方も自由に利用できますので、ご活用ください。実施したらこちらから教えていただけると、私たちの励みにもなりますし、今後の改善につながるので、ぜひお願いいたします。

今流行りのScratchについてどう思いますか?

注:Scratchは、Scratch財団がMITメディアラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により開発しているプロジェクトで、子どもたちが気軽にプログラミングできるプラットフォームとして人気があります。

(登壇した今野の個人的な意見として)Scratchは、とても素敵なツール、プラットフォームだと思っていて、小学生には、ぜひたくさんScratchで遊んでほしいと思っています。私たちの授業をきっかけにプログラミングに興味を持って、Scratchでつくるモノのアイデアなどに活かしてもらえればうれしいです。

一緒に活動していただける組織・企業の方ぜひご連絡を

私たちは、これからもK3Tunnelサイトを中心に「ITエンジニアと世の中をつなぐ」活動を継続し、子どもたちとITエンジニア、子どもたちと世の中をつなぐことで、学びのきっかけをお届けしていきたいと考えています。

一緒に何かできそうだなと少しでも感じましたら、こちらからお気軽にお問合せください。「ディスカッションだけ」「もう少し詳しく話を聞きたい」というお問合せも大歓迎です。