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はじめに

「めざせ!カーボンニュートラル!」は、CO2排出量を計算するプログラミングを通じて、 カーボンニュートラル実現に向けたアクションについて学び、子どもたち自身のアクションにつなげることを目的とした授業用教材です。
日本全体を対象にした汎用版と、特定の地域の産業特性などを反映した地域版を提供しています。自分の住む地域の教材に取り組むことで、地域に対する理解を深め、 地域環境改善のために自分たちにできることを考えるきっかけとなることを目指しています。
45分×2コマで完結する内容となっており本授業単独での活用はもちろんのこと総合の時間を活用した中長期の探究学習の一環として取り入れることもできます。 児童や学級の実態に合わせてご活用ください。

授業内容

45分×2コマの90分で展開します。割合の概念を理解している必要があります。割合未修で実施する場合には、必要に応じて補足的な学習を追加で行うようお願いいたします。

1コマ目(45分)
地球温暖化に関する知識を確認し、CO2排出量の計算方法をワークシートを使って理解する。
2コマ目(45分)
CO2排出量計算のプログラムを作成し、カーボンニュートラルを目指してシミュレーションする。

授業の流れ

時間 内容
10分
「未来の博士からのSOS」動画とAIチャットとのやりとりで本時のテーマを確認する
5分
現在のCO2排出量をワークシートで確認する
10分
アクションリストを確認し「どのアクションが一番よさそうか」を考える
10分
アクション実行時のCO2排出量変化量を求める計算を電卓を使って実際にやってみる
10分
プログラミングに向けて計算式を確認する
休憩
10分
プログラミング画面の操作方法を確認する
10分
前時で作成した計算式をプログラミングする
20分
コストやがんばり度も考慮した上でカーボンニュートラルを目指せるようにシミュレーションする
5分
自分が実行するアクションをワークシートに記入し発表する

授業用素材

ワークシートとプログラミング画面は、対象地域ごとに異なります。以下のリンクからご利用ください。

進行用素材

共通ワークシート

すべての地域共通のワークシートです。

地域別ワークシート

地域別のワークシートです。学習する地域のワークシートをダウンロードしてご利用ください。

プログラミング画面

プログラミング画面は、各地域ごとに異なります。以下のリンクからご利用ください。

よくある質問

生徒からよく受ける質問をまとめています。

アクションリストのデータはどうやって作ったの?
政府機関や自治体、民間団体の調査データなどを参考に、各自治体に合わせて作っています。詳細は以下のアクションリスト補足資料を参照ください。

お問い合わせ

「めざせ!カーボンニュートラル!」では、地域ごとの特色を反映した地域オリジナル教材を製作することが可能です。 こちらのフォーム open_in_newよりお気軽にお問い合わせください。

協力・監修

group NPO法人企業教育研究会

NPO法人企業教育研究会は、千葉大学教育学部教授・藤川大祐氏が理事長を務めるNPO法人です。企業等と連携しながら授業づくり、教材開発を行なっています。

school 秋田大学情報データ科学部 准教授 古林敬顕

エネルギーシステムの研究に長年携わっており、R5年度より脱炭素先行地域評価委員会専門委員を務めています。