2023/09/07(木)に千葉県袖ケ浦市立蔵波小学校の校内研修会にて「ジハンキーのひみつ」と「データをめぐる謎を探れ!」を紹介しました。
校内研修会の概要
蔵波小学校の校内研修会で紹介させていただきました。蔵波小学校は大規模校で、研修会には50名を超える先生が参加されました。 人数も多く、短時間でもあったため低学年部会と高学年部会に分かれて以下のように実施させていただきました。
- 15:15 開始
- 概要説明(講師紹介とK3Tunnelの概要):10分
- 低学年部会・高学年部会:40分
- 低学年部会:「ジハンキーのひみつ」日鉄ソリューションズ(株)今野
- 高学年部会:「データをめぐる謎を探れ!」NPO法人企業教育研究会 古谷
- まとめの会(全員):10分
- 16:15 終了
NPO法人企業教育研究会は、千葉大学教育学部教授・藤川大祐氏が理事長を務めるNPO法人です。企業等と連携しながら授業づくり、教材開発を行なっています。K3Tunnelの単元学習用のコンテンツの監修や教員研修をしていただいています。
研修会の様子
今回ご紹介した「ジハンキーのひみつ」と「データをめぐる謎を探れ!」は、どちらも45分×2コマを基本構成としております。今回は、時間が限られていたため、先生方にプログラミングしていただく時間はとらず、授業の流れや学びのポイントを中心にご紹介しました。
短い時間ではありましたが「ジハンキーのひみつ」では、指令役とコンピュータ役に分かれるアンプラグドプログラミングを体験いただき、「データをめぐる謎を探れ!」では「プログラミングで出したグラフや代表値を元に誰を選手に選ぶかを決める」ところなどに取り組んでいただきました。
先生方の感想を一部紹介いたします。
低学年部会に参加の先生より
- プログラミング的思考の素地になる教材だと、勉強になりました。
- プログラミングとはどんなものか、わかりやすく、子どもたちも使いやすいと思いました!ありがとうございます。
- プログラミングで人間側とコンピューター側のやり方がわかり、おもしろかったです。
- アンプラグドプログラミングは大切な学習と感じました。高学年でもアンプラグドはやさしいレベルで実践にとりくめるといいなと感じました。
- そもそもプログラミングの意味がわかっていませんでした。まだよくわかったわけではありませんが、少しわかったところがありました。研修がなければ、何にもわからないままだったので、いい機会でした。
- 身近にあるプログラミングを知ることができて、プログラミングへの興味が湧きました。プログラミングに加えて、該当学年の学習もでき教科横断的で活用したいと思った。
- 子どもたちの身近にある、自動販売機を用いたお金の計算、そして2人で協力しながらやるのは子どもたちも楽しくできるのではないかと思った。活用してみようと思います。
高学年部会に参加の先生より
- プログラムを使った学習は、わかりやすくて楽しかったです。自分が使いこなせるようにしてから子供に教えたいと思います。
- 子供に教える前に、まずは自分が学ばなければいけないと感じた。あまりプログラミングが得意でないからこそ、これから学んでいきたいと感じた。
- プログラミングを学ぶではなく、プログラミングで学ぶというのがいいなと思いました。
- 最頻値最小値など算数でやりましたが、初めての経験で児童が身近に考えられなかった。紹介された教材は、説明動画もわかりやすくプログラミングに触れるとてもよいきっかけを与えてくださると思った。また、なぜ、いろいろな値で示せるのか実感をともなっておこなうことができた。
- K3Tunnelを使った学習は自分で考えることの楽しさを児童が実感できると思うので、実際に活用していきたいと思う。
- 特別支援の情緒学級の児童が興味を持って取り組める内容だと思いました。実践してみたいと思います。
- プログラミングの学習について、知ることが出来ました。使いやすそうで、授業でも取り入れやすそうだなと思いました。小学校では、知ることができれば良い、使いこなそうとしなくて良いという言葉があり、なるほどと思いました。子どもがプログラミングを使う機会をまた、楽しんで使えるように、学習に取り入れていきたいと思いました。
- プログラミングが得意ではない人でも、ヒント動画があるので取り入れやすいと思いました。高学年向けの研修では大人でも考えて楽しめたので、子どもたちにも使っていきたいと思いました。プログラミングを通して勉強を好きになる入口になったらいいなと思います。
おわりに
蔵波小学校のみなさま、ありがとうございました。少しでもお役に立てたなら幸いです。実践する機会がありましたら、こちらから感想などお寄せいただけると励みになります。
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