2022/11/30,12/1の2日間にわたって、江東区立深川第六中学校2年生5名が虎ノ門オフィスを訪れ、職場体験をしました。
職場体験プログラム
中学生たちに体験いただいたプログラムは以下の通りです。
1日目
- オリエンテーション
- NSSOL会社紹介
- 虎ノ門オフィス見学(社員と名刺交換)
- VR会議体験
- 社内カフェでランチ
- おしごとテーマ発表(K3TunnelのUX/UIデザインを考えよう)
- デザインシンキングルームにて作業
2日目
- デザインシンキングルームにてデザイン検討のつづき
- ホンモノのUXデザイナーによるレビュー会
- 社内カフェでランチ
- 成果報告会
1日目(11/30)の様子
オリエンテーション
自己紹介や2日間のスケジュール説明など。まだまだ固い雰囲気です。 わかりやすく親しみやすいようにクイズなど交えて紹介しました。
虎ノ門オフィス見学(社員と名刺交換)
中学生には、氏名が記載されている部分を空白にした名刺を配布し、手書きで名前を書いてもらいました。初めての名刺交換です。
VR会議体験
未来のワークスタイルを先取りし、VR空間での会議を体験しました!
右側の中学生たちは、VR空間内のホワイトボード前にみんなで集まっているリアル側の様子です。
社内カフェでランチ
サンドイッチやお弁当などでおなかを満たした後は、ヨギボーエリアでリラックスタイム。
おしごとテーマ発表(K3TunnelのUX/UIデザインを考えよう)
午後は、いよいよメインイベントである「おしごと」ワークショップに入っていきました。
K3Tunnelサイトでは、授業でつかうMissionとは別に自由にプログラムを作れるようにしているのですが、そこのUX/UIがイマイチなのです。
そこで、デジタルネイティブな中学生たちに検討してもらおう!ということで、UXデザイナーになってみよう!という体験です。
おねがいしたのはこちらです。
デザインシンキングルームにて作業
虎ノ門オフィス内にあるデザインシンキングルームで、ホワイトボードを贅沢につかって作業開始です。
まずは、必要な「機能」を「〇〇を××する」というカタチで、洗い出すところから。その後「初めてプログラムをつくる」ために必要なUIを考えるところから検討をスタートしました。 はじめは戸惑う様子もみられましたが、だんだんノッてくる中学生たち。2日目に期待感を持っての1日目終了となりました。
2日目(12/1)の様子
デザインシンキングルームにてデザイン検討のつづき
2日目は、以下のストーリーを実現するためのUIを考えるところからスタートしました。
- 初めてのプロジェクトをつくる。名前は「サンタ」
- 1回ブラウザをとじて、「サンタ」のコードを変更する
- 2つ目のプロジェクトをつくる。名前は「ブラックサンタ」
- ブラックサンタの説明を「わるいサンタ」にする
- 「サンタ」と同じコードのプロジェクトを新しくつくる。名前は「トナカイ」
- 「トナカイ」の説明とメモを変更する
- 「サンタ」を削除する
ホンモノのUXデザイナーによるレビュー会
一時間ほど検討したところで、Zoomで当社のUXデザイナーとつないでレビュー会をしました。専門家ならではのアドバイスに社員もふくめて一同ふむふむ。なにげなく置いているボタン配置の「理由」について考え始める中学生たちでした。
社内カフェでランチ
2日目のランチはピザが大人気でした。おなかを満たしたあと、中学生から当社社員へのインタビュータイムです。 どうしてこの業界を選んだのですか?など、就職面接を思い出す質問をたくさん受け、社員も新鮮な気持ちになれたようでした。
成果報告会
午後は、午前中考えたストーリーに各グループオリジナルストーリーを加え、14時から発表会。
決定権を持つ人を演じる社員や、(午前中とは別の)ホンモノのUXデザイナーや、ただ見守りたい社員などをゲストとして迎え、わきあいあいと盛り上がりました。
オーソドックスな機能を実現する画面でありながら、グループごとの個性があり、中学生ならではの発想もあり、大変興味深かったです。
この形式のデザインワークショップは気軽にできて、オトナがやっても学べるものが多そうでした。みなさまもぜひ挑戦してみてください。(検討結果はK3Tunnelチームにご共有ください)
中学生の感想
最後に、中学生の感想をいくつか紹介します。
- VR会議で手が認識されて動かせたのが面白かった
- ヨギボーが楽しかった
- 社内カフェのマルゲリータピザがおいしかった
- 社員の方がとても優しくしてくれて体験が楽しかった
- 朝の満員電車が大変だった
- 意外と紙を使用したりホワイトボードを使ったりとアナログな場面もあったことが予想外だった
- グループで話し合って、案を出して、考えをまとめながらデザインをつくる時、思ったよりも他の皆の意見が違うことに驚いたし、そこが面白かった
- K3Tunnelのデザインを考えるとき、はじめは見よう見まねだったけれど、後になると自分の意見をしっかりいうことができたのでよかった
受け入れ対応させていただいた社員も、みな楽しく学びのある時間を過ごすことができました。
2日間、おつかれさまでした & ありがとうございました!
後日談として、IT業界ではたらきたい!と話していたとかいないとか・・・。お待ちしております!