K3Tunnelでは、小中学生向けに90分間のシステムエンジニア体験講座を多数実施していますが、短い時間では伝えきれないシステムエンジニアの魅力がたくさんあります。そこで今回は、日鉄ソリューションズ(NSSOL)で働くシステムエンジニア50名に「仕事中にテンションが上がる瞬間」についてアンケートを実施しました。その結果、システムエンジニアが「やった!」「楽しい!」と感じる5つの瞬間が見えてきました。
- 謎解き・問題を解決するとき
- 自分の作ったものが動いたとき
- 誰かの役に立てて感謝されたとき
- 新しいことを学んで成長を実感したとき
- チームで力を合わせて成果を出せたとき
「自分もこういうの好きかも!」と思ったら、システムエンジニアに向いているかもしれません。逆に「うーん、ピンとこないな…」と感じるなら、他の仕事のほうが楽しいかもしれません。では、システムエンジニアの仕事の醍醐味を見てみましょう!
1. 謎解き・問題を解決するとき
システムエンジニアは、パソコンやシステムのトラブルを解決する仕事が多く「なんでこんなバグが?」という謎に挑むこともしばしば。アンケートでは「誰も解明できなかったトラブルの原因を突き止めたときに、心の中で『犯人はお前だ!』と探偵のように叫びたくなるくらい嬉しい」と答えた人もいました。難しいパズルを解いてピタッとはまったときの快感にも似ているそうです。本番システムで予想外の問題が起きたときも「頭脳を使ったシューティングゲームをしている感覚」で「うぉーっ!」と燃えてくるという声もありました。ゲームに挑戦するような感覚で問題に挑んでいるのです。
もしパズルを解いたり謎を探るのが好きな人は、このような場面で仕事中にきっとワクワクできます。逆に、問題が起きるとドキドキしすぎて嫌だな…という人には、このドキドキはあまり楽しく感じないかもしれません。でも、システムエンジニアはチームで助け合って問題を解決します。苦手な人も周りのサポートで乗り越えられることが多いようです。
2. 自分の作ったものが動いたとき
自分が考えて一生懸命作ったプログラムやシステムが、実際にカタチになって動いた瞬間は、システムエンジニアにとって最高にテンションが上がる瞬間です!例えば、ある先輩は趣味で「面白いボット」を作りたいと思い立ち、イチからPythonという言語を勉強して、実際にそのボットが動いたときに大興奮したそうです。 また、手作業をプログラムで自動化できたとき「まるで魔法使いになれた気分」と表現した人もいます。ちょっとした作業でもプログラム一発で自動で処理されていく様子を見るのが好き、という声も多いです。中には「手でやれば10分の作業を、8時間かけてプログラムで自動化したとしても嬉しい!」なんて人もいました。効率よりも「自分で仕組みを作って動かすこと」自体が楽しくてたまらないのでしょう。 他にも、プログラミングで思い通りの結果が出たときにガッツポーズしたくなったり、バグを直して目標通りにシステムが動き始めたとき「自分って天才かも?!」と冗談まじりに思うくらい嬉しくなることもあるそうです。パソコンの中のシステムが自分の思うままに動く快感は、巨大なロボットを操縦するようなスゴイ感じだとも表現していました。
こうした「ものづくり」が好きな人にとって、システムエンジニアは自分の作ったものが動くたびに達成感を味わえる仕事です。逆に「あんまり工作とか得意じゃないし、物を作るより使う方が好きかも」という人は、この部分で感じる喜びが少ないかもしれません。でも大丈夫。完成したものを使ってフィードバックをしたり、ユーザーの視点に立てる人も、別の形でチームに貢献できます。
3. 誰かの役に立てて感謝されたとき
自分の仕事が人の役に立ったとき、システムエンジニアは大きなやりがいを感じます。アンケートでも「お客様から『ありがとう』と言われる瞬間が最高」と答えた人が何人もいました。例えば、毎日とても残業が多かったお客様が、自分たちの作ったシステムのおかげで「残業が減りました!」と笑顔で報告してくれたとき、頑張ってよかったと感じるそうです。また、自分の関わった製品やサービスが、本当に世の中で必要とされていると実感できると「もっと役に立てるよう頑張ろう!」とやる気が出る、自分が一生懸命作ったシステムをお客様が「これがないともう仕事にならないよ」と言ってくれたとき、思わずガッツポーズしたくなるほどうれしかったという回答が寄せられました。お客様からだけでなく「君が必要だとチームの人に言われた瞬間が一番テンションが上がる」と答えてくれた人もいます。
人を助けたり、喜んでもらうのが好きな人には大きなご褒美です。逆に、自分の楽しさを重視する人や「ありがとう」が照れくさい人も、システムエンジニアなら自分の作ったものを通して間接的に人を助けることができます。
4. 新しいことを学んで成長を実感したとき
システムエンジニアの世界は技術の進歩がとても速い上に、色々な業種のシステムにかかわるので、その業界特有のルールなども学ばなければいけません。常に新しい知識との出会いがあります。勉強すればするほど自分でできることが増えていくので「技術と知識は裏切らない」と感じている人もいました。新しいプログラミング言語や技術に触れて「なるほど!こうやればいいのか」と本質を理解できた瞬間にワクワクする、という声もあります。例えば「AIをこんなふうに使ってみたら便利になるかも!」と思いついて実際に試し「新しい魔法を覚えて、自由自在に使えるようになったときのようなワクワク感」でゾクゾクしたという意見もありました。難しかったエラーの原因を解消する方法を思いついたり、誰も気づかなかった問題に自分だけが気づけたときなど「勉強してきてよかった!」と感じる場面がたくさんあるようです。
新しい知識を吸収して、自分の世界がどんどん広がっていくのを楽しいと感じる人にはピッタリの仕事でしょう。逆に「勉強とか新しいことを覚えるのはちょっと面倒…」という人には、常に勉強が必要なエンジニアの仕事は大変に思えるかもしれません。でも心配いりません。最初はみんな初心者です。分からないことも、チームで協力したり少しずつ学んでいけば、気づけば「こんなこともペラペラ説明できるようになってる!」と自分の成長に驚くはずです。
5. チームで力を合わせて成果を出せたとき
システムエンジニアの仕事は決して一人では完結しません。仲間と協力して一つの目標を達成することも大きな醍醐味です。アンケートでも「一人では実現できないことがチーム一丸となってできたときに楽しいと感じる」という声が数多くありました。それぞれ得意分野が違う仲間たちが自然に役割分担して、一斉に仕事を進められたとき、一体感が生まれて最高だという意見もあります。例えば、難しい課題についてみんなで「こうしてみよう!」とアイデアを出し合って 全員で「これだ!」と合意できた瞬間は、物事が大きく前進するワクワク感があるとも言います。また、自分がサポートして育てた後輩やチームメンバーが、いつの間にか立派に成長して自分なしでも活躍できるようになった姿を見たとき、誇らしい喜びを感じる人もいました。
このように、誰かと協力するのが好きだったり、みんなで何かを成し遂げると嬉しいタイプの人は、システムエンジニアの仕事で大きなやりがいを感じるでしょう。逆に「自分一人で黙々とやる方が好き」という人はチームプレーが少しストレスに感じるかもしれません。しかし、チームには、静かに集中してコードを書く人、みんなをつなぐ調整役、アイデアを出す人など、さまざまな役割があります。それぞれの個性がチームに生かされるので、一人が好きな人でも自分の得意な形で貢献できます。
おわりに
今回紹介した5つの「テンションが上がる瞬間」、あなたはどれに共感できましたか? もし「自分もこういうの好きかも」と思ったら、システムエンジニアという仕事が向いているかもしれません。 もちろん、感じ方は人それぞれ。自分に合った仕事のスタイルを見つけることが、長く楽しく働くための第一歩です。