千葉大学の講義でK3Tunnelを紹介しました

2023-07-25

鉄をつくる順番を考えよう!開発秘話

2023/6/28(水)に千葉大学の教員免許取得を目指す学生向けの講義である「ICT活用教育の理論と方法」の中でK3Tunnelを紹介させていただきました。

講義では、システムエンジニア体験講座の内容も紹介し、大学生のみなさんに実際にK3Tunnelのプログラミング画面を使っていただく時間もとりました。 普段の出張授業では、小中学生が取り組んでいるものを、大学生のみなさんも興味深げに取り組んでいただき大変うれしく思いました。

以下、大学生のみなさんの感想を一部紹介いたします。

  • プログラミング能力を身につけるものではなく、小学生全員に一回体験しておいてもらうというところに価値を見出しているものという説明には、共感するところがありました。
  • 企業の社会貢献活動として無償で「K3Tunnel」を提供しているということに興味を持った。私が教員になった際には、社会貢献活動として教育系の事業を展開している企業と積極的に手を取り合い、出張授業などを依頼することで、企業の社会貢献活動をより意義のあるものにできるのではないかと考えた。
  • SEの仕事内容も教えてくださったため、将来情報系の仕事に就くことも視野に入れている私にとってためになった。
  • 授業で実際にK3Tunnelという教材に触れてみたが、C言語やPythonなどの本格的なプログラミング言語とは異なり、色付けされていて修正が簡単であったので、手軽に小学生のような初学者でもプログラミング的思考を身につけられる良いツールだと感じた。小学校で情報の授業を設けることで子供たちがプログラミングに触れる機会ができ、将来の選択肢の幅が広がると私は思うので、積極的に情報の授業を導入することに私は非常に賛成だ。
  • 私も小さいころ「へんしんトンネル」の本が好きでした。とても懐かしい気持ちになりました。今思えばなぜ好きだったのか思い出せませんが、惹かれているのがK3Tunnelの方も同じということで何か親近感とこの本の魅力を改めて感じました。
  • この教材と似たものを私も中学時に利用したこともありましたが、何をしているのか、何をすればいいのかどのように進めればいいのかわかりませんでした。教師に教えてもらうことを丸写しし、つまりティンカリングの能力が私には足りませんでした。このような生徒(何から手を付ければよいのかわからない、そもそも何をすればよいのかわからない)は多いと思うので、具体的な進行方法も動画として見られることも良いと思いました。

講義ではふれなかった部分まで含めて、色々なことをうけとっていただいた様子がうかがえます。みなさん、ありがとうございました。

講義資料はこちらから確認いただけます。