MISSION #02
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大学生ハッピーライフプラン

主人公は大学進学を控えた高校3年生

高校3年生の桜さん。4月から自宅から離れた国立大学に通う予定です。
大学生になったら、自分で生活費と学費の管理をすることになっています。

保護者からの資金援助

保護者からの資金援助は、

  1. 桜さんが生まれたときから大学進学用に積み立ててくれていた200万円。
  2. 月々7万円の仕送り
  3. 入学金と新生活に必要な生活用品の購入資金
です。

ミッション(桜さんの悩み事)

桜さんは、月3万円の貸与型奨学金を利用するかどうか迷っています。。

貸与型奨学金は、卒業後に返済する必要があり、4年間利用すると144万円の返済義務を負うことになります。 充実した大学生活を送れるなら、奨学金を利用する必要はありませんが、バイト中心の生活になることが避けられないのであれば利用したいと考えています。

大学1年生から4年生までに必要な「お金」の計算をして、桜さんの意思決定を助けてあげましょう。

「お金」の計算の考え方

お金の計算の基本は、残高収入支出のバランスを確認することです。

残高収入支出の関係を式に表すとこうなります。

残高=収入累積-支出累積

収入と支出には、それぞれ、毎月だいたい金額が決まっている「いつもの」と、「ときどき」発生する臨時収入、特別費があります。 「いつもの」収支を48カ月分計算するのに加えて、「ときどき」の収支を入れて計算するのです。

考え方の詳細をDL

データを集める

実際に計算するためには「いつもの」収支と「ときどき」の収支は具体的にどれくらいなのか知る必要があります。

日常生活を思い描く

桜さんは、インターネットなどで調べて、いつもの収入、いつもの支出が毎月どれくらいなのか書き出してみました。

収入項目金額支出項目金額
仕送り70,000円 食費25,000円
バイト代30,000円 住居費55,000円
奨学金30,000円 勉学費5,000円
日常費15,000円

4年間の大学生活を思い描く

大学入学から卒業まででやりたいこと、お金がかかるイベントなどを書き出して以下のような表を作成しました。 入学料と新生活用品は保護者が資金援助してくれるため、表には入れていません。

1年目2年目3年目4年目
4月 引越
80,000円
授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
5月 オンライン英会話
5,000円
6月 オンライン英会話
5,000円
7月 オンライン英会話
5,000円
8月 帰省
10,000円
バイトを増やす
+30,000円
帰省
10,000円
バイトを増やす
+30,000円
短期留学
300,000円
帰省
10,000円
バイトを増やす
+30,000円
帰省
10,000円
バイトを増やす
+30,000円
9月 サークル合宿
45,000円
サークル合宿
45,000円
サークル合宿
45,000円
サークル合宿
45,000円
10月 授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
授業料半期分
267,900円
教科書など購入
20,000円
11月 運転免許
260,000円
12月
1月 帰省
10,000円
帰省
10,000円
帰省
10,000円
帰省
10,000円
2月
3月 バイトを増やす
+30,000円
バイトを増やす
+30,000円
バイトを増やす
+30,000円
バイトを増やす
+30,000円
卒業旅行(海外)
150,000円
引越
80,000円

参考データ

データの準備ができました。

チュートリアルに沿って計算してみましょう。
挑戦する

データはこちらから

桜さんのデータと、ワーク用のデータなしバージョンをこちらからDLできます。
自分のケースにあてはめて計算してみましょう。

PDFをまとめて